"他の自治体"と書いて"好敵手"と読む

ローカル社畜な男子をはじめて1日目、僕はいきなり詰んでいた…。


オシャレでイマドキなブログのネタ探しをするのだけれども、

そもそも『地方創生』というカテゴリ・言葉の定義自体がよくわからない…。


ということで、


初回は、ローカル社畜な大学生が『地方創生』についてざっくり紐解きます。

(題して『"他の自治体"と書いて"好敵手"と読む』です。)


そもそも『地方創生』って、基本的にいいことしかしてなさそうで、

とりあえず、地方に良い影響を与える活動・施策ってイメージがありますよね。


「ふるさと納税、町おこし、地域振興、U/Iターン、リノベーション、街コン.....etc」

だいたいこれらをカテゴリに分けてまとめると『地方創生』ってワードが出ますね。


「 ん?待って…。色々やってるけど、そもそも『地方創生』ってなんなの…?」


[ 地方創成とは?] ※ wikpedia参照だよ。

地方創生(ちほうそうせい)とは、第2次安倍政権で掲げられた、東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした一連の政策である。2014年(平成26年)9月3日の第2次安倍改造内閣発足時の総理大臣記者会見で発表された。ローカル・アベノミクスともいう。

こんな感じで『地方創生』について、ざらっとふわっと語りまして、

ここからは筆者個人の考える『地方創生』が必要になった経緯のイメージを伝えます。

(※ファンタスティックで刺激的なので、受け入れられない方はそれでも大丈夫です。)


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世はまさに戦国時代、○○県・△△県・□□府が大都市 (※諸説あり) と呼ばれ、

各都道府県が吸収合併し合い、群雄割拠して、それぞれ生き残ろうともがいていました。

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これも先の世にあった、中枢地である××都にて、金と人が不足した為である。

地方から人が集まり、子どもを育てる暇もなく労働に勤しみ、"金は増えるが子は生まれず"。

そして、人がぽこぽこ生まれてくるはずの地方でさえも、次第に子どもが生まれなくなり、

生まれる子どもの数の母体数が減り、××都に人が流れず働き手が減ってしまいました。


そして迎えた行き詰まり、"金もそんなに増えず子も生まれず" の "負のスパイラル"。


さらには、高齢者を支えるための年金という税負担が年々おおきくなることで、

働き手を増やそうとやっきになり、その為に子どもを増やすことは急務とされました。


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そして、××都は自分たちだけでは手に負えないと判断し、ある行動をとりました・・・


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××都「ごめん、みんなも薄々勘付いてると思うけど、いま問題だら…(以下略)。

だから、子どもをと雇用を増やしてほしい、ひいては日本の経済活性化のために、

各自治体で頑張ってほしい、というか成果出さないと君らにお金あげないよ。」


都道府県①「え、まじっすか。いままで面倒見てくれてたのにひどいじゃないですか!」

都道府県②「いや、うち借金多いから、これはがっぽりもらって返済するチャンスだ…。」

都道府県③「そうかぁ、自分らで頑張るのかぁ…。とりあえずコンサル会社に相談だ!」


××都「そうだね、そうだね。とりあえず近いうちにみんな子どもと雇用が増えるようなプラン作って早く提出してね!あとそれ実行して、各自それぞれでがんばってね!」


都道府県①,②,③「ひえぇぇ、そんな実現可能で良いものなんてすぐにはできんよー(涙)」


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(↑誤解を恐れずに、かなりおおざっぱに書いています。なにとぞご了承ください。)


ここまで、ざっくりと経緯をファンキーな感じでずらずらと述べてきましたが、

『地方創生』について、みなさんに伝えたいことは下にまとめてあります。


『地方創生』において重要なのは、

各自治体が頑張って、地域ごとに下記の2つを達成すること。


〇 「出生率増加 → 人口増加」

〇 「雇用創出 → 経済活性化」 


筆者なりに荒っぽくまとめて言うと、

「若い人は地方で頑張って働きながら、1家庭で平均2人の子どもを育ててください。」

そんな感じになるんだと思います。


冒頭に記載してあった、たくさんの『地方創成』ワードたち。

「ふるさと納税、町おこし、地域振興、U/Iターン、リノベーション、街コン.....etc」


これらは自治体が僕ら若い世代を呼び込むための施策であり、

それぞれの場所で雇用を増やし、子どもを産んでもらうため。


それができない自治体は容赦なく給付金が減らされ、他に吸収されていく。

それ自体が良い悪いについては、もちろん各論があることだと思います。

もちろん、それを逆手にとって借金を返済した市町村だってあるのが現状だから。

とどのつまり、自治体は戦略を立てて生き残ることが非常に重要になってきています。


そう、まさにこの世の中は自治体の戦国時代なのです。

若い世代をたくさん引き込んで、自治体の発展に貢献してもらうため。


おやおや?まるで日本の就職・採用活動に似ている気がしませんか?


とある企業が他の企業に負けぬように福利厚生・給与といった方法で、

「優秀な人材さん、ぜひうちにきてーっ!!!」とアピールするように、


自治体も他の自治体と差別化を図って若い世代にアピールして、

好敵手に負けぬように、あれこれ考えて日々努力をしているのです。


最後に問いを呈して終わろうと思います。

「あなたの地域はどんな採用戦略・差別化をとっていますか?」


最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!


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※ あくまで筆者個人の知識・経験・ギャグセンスを用いて執筆をしております。

「言葉選びが甘い」「ギャグセンスがない」「おまえいつから地方系になったん?」

などの辛辣なご意見は、内々に筆者までお知らせいただけますと幸いです。m(__)m

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Corbelを紡ぐ。

このブログは、「地方・地元・まちおこし・辺鄙・田舎…etc」について、 山梨LOVEのメガネで社畜な男子大学生が綴る「地方創生系ブログ」です。

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