『君の名は』 なんてありきたりな題名で。

あけましておめでとうございます。山梨から愛を込めて。

昨年を振り返ると、なんだか例年より騒々しい2016年だった気がします。


マイナス金利政策で銀行や企業のみならず国民の保険や資産にも明確な影響が出てきたり、不倫問題が相次いで日本の恋愛観・結婚観に疑問が出たり、海外で世界を揺るがすテロリズムが起きておっかないとびくついたり、米国大統領選挙でまさかの圧倒的当事者意識が出てきたり、と。

いやぁ、世の中なにがあるかわかりませんなぁとお酒の席では不毛な談義がいつでも美味しいおつまみになって盛り上がる。でも何が虚しいって「自分が」「僕らが」なんて主語は一切出てこない会話で、どこか心を駆られるような寂しい時がありました。


そんな中で自分は"安定"と"軸"を求めていました。いつだって自分のアイデンティティを求めて悩んで苦しむ いん ざ 青春モラトリアムな存在で。そんなことをいざ知らず、世の中があれよあれよと変わりゆき、文句・批判をたれつつも次第にそれに慣れていく世間と自分。


世の変化に順応して生きている、と言えば聞こえがいいけれども、大概は新しいものが来て忘れてしまうか問題が悪構造化してもはやどうでもよくなってしまうことが多い。

「言ってしまえば、君は頭の良い人たちに意図的に飼い慣らされていってるんじゃないかなぁと。」なんて自問自答することも少なくありませんでした。

君の意思は、君の考えはメディアや誰かの刷り込みによって洗脳されたもので、もはやそれは君ではないから、君はどこにいるんだい、君の名は、君という存在はなんなのだいって問いかけられてるような。


流行になった「君の名は」のRADの歌から無理やり課題を抽出して考えるまでに、でもそういう自分に気づきながらも何か踏み出すことができずにいた2016年だなって感じています。


さてさて、では来たる2017年はどうするんだい、と言いますと?


恥ずかしながら1年留年をして出来た時間をフル活用しまして、2016年に見つけた人生をかけて幸せにしたい場所と大切な人のために、知識を集めながらも身の丈にあった程度で、自分の進む先へとつながるものことをカタチにして、多くの人へ伝え広げることに注力していこうと思っています。


地方という、誰かにとっての故郷であり思い出の地であり、たくさんの可能性に溢れる場所である舞台で、ほとんどの人が帰属意識を充てる場所が持つアイデンティティたる潜在的な資源を具現化・活性化することを使命として問いかけ、ずっと動き続けることをしていきます。


いつまでも揺るがないアイデンティティは存在しない。時代が変われば価値観も考え方も変わって、価値が価値じゃなくなる。次第に、アイデンティティ(=独自の価値)も模倣されて、大量生産されて、いつの間にか埋もれていって消えてしまう。

でも確かに地方には、いつでもなにかしらアイデンティティたるものはある。それを常に見つけて、手段を講じてうまく発信して、Myアイデンティティを作る。それはなにかはわからないので、これから見つけていこうと思います。


ただ、その際には時流によって世界が変わり、日本の世論・制度が形を変えていき、追い風・逆風が吹き乱れたとしても、自分の本質とはなんなのかという問いに立ち返り、今年の干支である酉のように、高く遠くへ羽ばたいてゆけるように頑張りたいと思います。


昨年お世話になった方々へ、2016年に出会った神谷総一郎からどんどんバージョンアップしています。ローカル社蓄な感じがマシマシになってます。笑

2017年になって出会う時は、きっと笑顔で理想の地方創生を追いかける一風変わった大学生になっているので、元気に社蓄してるかい?と一声かけてくれると喜びます。


遅くなりましたが、2017年もなにとぞ宜しくお願い致します(*´∇`*)/

( ※ 後ろの落書きと神谷総一郎は一切関係ございません。)


Corbelを紡ぐ。

このブログは、「地方・地元・まちおこし・辺鄙・田舎…etc」について、 山梨LOVEのメガネで社畜な男子大学生が綴る「地方創生系ブログ」です。

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